はじめに
厦門航空で関空からペナンに移動する際に、厦門(空港)で乗り継ぎ、一泊した。その時の様子を記す。事前の準備(eSIM、Alipay、百度地図のインストール)を行うだけで、楽に乗り継ぎができる。
事前準備
厦門行きの飛行機に乗る前に、以下を自分のスマートフォンにインストールする。
- eSIM
- Alipay (Touch ‘n GoでもOK)
- 百度地図(Baidu Maps)
1. eSIM
私はKeepgo(Chamaeleon)を利用した。
もしKeepgoを契約するなら、この紹介リンクを経由すると3 GBクーポンがもらえる。ただし、1 GB以上のデータ容量を購入する必要がある。
現地ではKKdayも使用できた。
2. Alipay
すべて(タクシー代やホテルの追加料金)がこれで支払える。
Touch ‘n Go(TNG)も使えるので、マレーシアに住んでいる人はAlipayをインストールする必要はなく、TNGにある程度のMYRを入金しておくだけでよい。
3. 百度地図(Baidu Maps)
行き先(ホテルの場所や空港)を中国語で表示させて、タクシーの運転手(英語が通じないことが多い)に見せる。
もしeSIMが使えなかった場合に備えて、出発前に撮ったスクショ。
出発から厦門空港まで
搭乗手続き(関空で)
関空では厦門航空のカウンター(搭乗3時間前に開く)はFにある。
厦門航空と厦門空港を利用する際の注意点は以下の通り。
- エコノミークラスでは、預け荷物は1人につき1個(最大23 kg以下)まで。
- 厦門空港で乗り継ぐ場合は、機内預け荷物を一度ピックアップする。
機内食
旅程表に昼食やディナーと書かれていると、食事が出る。
搭乗後(離陸前か後はフライトアテンダントの気分による笑)、お菓子と水が配られる。
その後しばらくすると、食事(チキンかフライドライスを選択)と飲み物が配られる。下の写真はチキンであるが、個人的にはフライドライスの方がおいしい。箱の中身は毎回少し変わる。
入国審査
厦門空港に到着すると、入国審査がある。2024年4月時点で日本人が中国に入国する際にはビザが必要であが、下の用紙でビザなしで24時間滞在できる。
- この用紙は機内でもらえるか、入国ゲートの前のカウンターに置いてある。
- 入国時では上半分だけ記入すればよい。
- 下半分は出国まで保管しておく(時々出国の際に要求される)。
- 厦門航空が手配するホテルを利用する場合、”Address in China”は空欄でよい。
- 翌日に乗り継ぐ便を聞かれるので、プリントアウトした旅程表かスマホの画面を見せる。
厦門空港からホテルまで
トランジェットホテルの手続き
厦門航空を利用すると、トランジェットホテルが無料(条件あり)で利用できる。手続きは1Fの乗り継ぎサービスカウンター(セキュリティーゲートを出た後、右に曲がり直進)で行う。
- 泊まるホテルはその場で手配される(勝手に決められる)。
- もしそれが不安なら、自分で手配する。私も初めて厦門で乗り継いだ時はそうしたが(家族もいたので)、今後はしないだろう。
- 大人1人で1つの部屋を利用すると、追加料金(CNY 140)がかかる。
- 大人2人で1つの部屋を利用すると、追加料金は発生しない。
- 大人2人と子供2人で1つの部屋(ツインベッド)を利用する場合も追加料金はいらないはず(もし試した人がいれば、教えてほしい)。
私は見知らぬ人との相部屋は遠慮して笑、1つの部屋で手配してもらった。手続きが終わると、このような紙がもらえる。
評判のよいホテルでラッキーv。追加料金(CNY 140)はホテルで支払う。
ホテルまでの移動
何人かまとめてシャトルバス(待合場所はカウンター反対側の出口)で連ってくれた。いつも運行しているかどうかは知らない。
15分くらいでホテルに到着。あ〜、すばらしい。
厦航ホテル1987での宿泊
予約表を受付で渡し、チェックインする。追加料金はここでAlipayで支払う。
919号室かな?
クィーンベットが一台だけ、他人との相部屋の時はどうするんだろう…。広さは二人でも十分だけど。
翌日の朝食会場。すばらしい。
中国なので、たいていの料理が日本人の口に合う(はず)。
ホテルから厦門空港まで
ホテルから空港までのシャトルバスはない。タクシーで行くと早い。
- ホテルの外から流しタクシーを簡単に捕まえられる(またはホテルの人が捕まえてくれる)。
- 運転手には(念のため)ターミナル名(T3)も伝えた方がよい。
- ホテルから空港までの料金はCNY 25.00 ~ 28.00くらい。
- Alipayで支払うときは、運転手にQRコード(枠が青色)を見せてと言う。
空港には出発2時間前に着くと、ちょうどよい。よい旅を。